院長代行挨拶

院長代行 長野具雄
恩賜財団済生会は、「施薬救療」の精神のもと、各地域の医療・福祉の充実および発展に取り組み、現在日本最大の社会福祉法人となっています。
神栖済生会病院でも、常に患者さんに寄り添うことを全職員の基本姿勢とし、そして生活困窮者への無料低額診療、社会的弱者に対する「なでしこプラン」など、済生会の精神を地域医療の実践に反映させております。
当院は2019年鹿島労災病院と統合し、地域医療を担う基幹病院として、患者に寄り添う医療、質の高いチーム医療の提供などを目指して、救急医療、急性期医療等の充実強化を図っております。新型コロナウイルス感染症の流行への対応はもちろんのこと、地域の皆さまのご期待に沿えるよう、職員の力を結集して、さらに救急車の受入強化や良質な入院診療の提供に努めてまいります。また、統合後には、DMAT指定医療機関、地域災害拠点病院の指定を受け、災害への対応準備にも努めております。
今後も、大学病院や3次救急医療施設との連携を深化させ、救急医療等の一層の強化など、地域社会(住民、企業の皆さま)に貢献できる病院づくりを推進してまいります。
地域の皆さまには今後ともご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。