院長挨拶

 鹿行地域の医療過疎に対して、当院と鹿島労災病院の統合が検討され、2017年8月に茨城県、神栖市、済生会、労働者健康安全機構の四者で基本合意書が締結されました。その中で平成30年度の下半期に2病院を統合し、将来、神栖済生会病院を350床程度の中核病院として地域医療を支える方針が示されました。

 現在、詳細について四者で協議中ですが、基本方針について変更はないと考えています。少ない医療資源を集約し、救急医療に対応できるようにしていきます。また、当面は、閉鎖されている病棟を稼働させることにより健全な病院経営を目指していきます。

 厚生労働省の政策として、地域包括ケアシステムと呼ばれるものがあります。これは、将来の超高齢化社会において、病院だけではなく在宅サービスや福祉施設など地域の医療、福祉の連携で高齢者の健康を守るもので、神栖済生会病院は近隣医療機関とともに、神栖市内の地域包括ケアシステムの中核となって地域医療に貢献します。

 筑波大学との関係強化により、内科を中心として医師数が徐々に増加してきました。しかしまだ産婦人科、整形外科などの重要な診療科で常勤医の不在が続いています。今後とも医師の確保をはじめ、病院機能の充実を図っていきます。

 鹿行地域、神栖市内の様々な医療問題を着実に解決するために、県並びに神栖市、近隣の医療機関と連携をとり、よりよい病院となるよう努力をして参りますので、皆様のご支援とご教授をお願いいたします。

2018年1月

神栖済生会病院
院長 高﨑 秀明